つなのおこたゲームス

おばあちゃんになってもゲームをしたい

エルデンリングが楽しみな私と、Bloodborneの話

はじめまして、つなすーぷと申します。

これは私がフロム・ソフトウェア製のソウルライクというジャンルのビデオゲームに出会い、脳液をチュパチュパと吸い取られたここ最近のお話をざっくりとまとめた雑記です。

エルデンリングの発売、本当に楽しみ!

 

はじめに:ソウルライクとは

ソウルライク英語Soulslike)は、コンピュータゲームサブジャンルの一つである。日本のコンピュータゲーム制作会社である、フロム・ソフトウェアから発売された『Demon's Souls』及び『DARK SOULS』というアクションRPGに強く影響を受けたジャンルである。

ソウルライクのゲームは、通常3次元の高難易度なアクションRPGで、チェックポイントを開放し、探索ルートを広げることによってゲームが進行していく。一度死ぬと経験値を落とし、落とした場所に行くと回収できるといった特徴があるが、回収に行く道中で再度死亡すると落とした経験値は消滅する

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』ソウルライク - Wikipedia

出逢い

2021年 春暖のみぎり、激しい争奪戦をすり抜けたPS5が我が家にやってきた。
当初PS5専売タイトルがあまり揃っておらず(今も豊富とは言い難いが)、お目当てだった「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」「サイバーパンク2077」あたりをコロナ禍での自粛ムードを利用し早々にクリアしてしまった。

PS4で名作と言われているのに触ったことのないタイトルにもこの機会に触れてみたいと思い、「レッド・デッド・リデンプション2」をプレイした際には睡眠時間を削る程に没頭し、西部劇の世界にどっぷりと浸かったのはまた別の話。

どれも非常に面白い作品だったが、さすがに大作オープンワールドのプレイが数本続いてくると、探索や移動、サブクエの回収にも疲れが出てくる。

そろそろ何も考えずにブンブンと武器を振り回すアクションをしたいなーと思っていたところ、PSplus加入者向けのフリープレイ対象ソフトから、「Bloodborne」というゴシックホラーな雰囲気のゲームを見つけ出す。

はじまりは、ヤーナムから

Bloodborneの評価を調べていると、名作だがどうやら人を選ぶというような内容。

難しいとの感想も多かったので、ドキドキしながらインストール。

美しいゴシックな風景、どうやらここは古都ヤーナムという街のようだ。

オシャレでスタイルの良い市民たちが大勢集まり、キャンプファイヤーを囲いながら楽しげな声を上げ、新人狩人(主人公)を待ち受ける。

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画像引用:ヤーナムの地で狩人を待ち受ける、恐るべき「異形」!『Bloodborne』キャラクター紹介!

初めてのソウルライクゲームなのに、殆ど説明のないまま街に放り出されてしまった。

基本システムやルール、アクションのコツも、右も左も分からないよちよち歩きの私は、そんな大勢の市民たちに歓迎され追いかけられ、為すすべなくタコ殴りにされたり、建物の影に隠れているサプライズ大好きおじさんから渾身の不意打ちをくらったり、ペットの犬に追いかけられたり……ウワーン散々だよう!

序盤のキャンプファイヤーという初心者狩りスポットを抜けるまで恐らく2時間近く、理不尽に死を繰り返した。

記事のはじめで引用したとおり、ソウルライクというシステム上、一度死ぬとそこまでに敵を倒して得た経験値をその場にすべて落としてしまい、回収できないまま再び死んでしまうと、経験値を完全にロストする。

このルールを理解するまで、何度生まれたままの状態に戻ったことか。

しかし「難しいから」という理由で途中で放り投げるという選択は、長年のゲーマーとしての自分のプライドが許さなかった。

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5億回見た画面

市民(敵モブ)「ホワーイ、ホワーイ!」という謎の声がしばらく耳から離れなくなったが、なんだかんだ最後まで挫けずに続けられたのは、10代の頃にめちゃくちゃ時間をかけてクリアしたSIRENのおかげといっても過言では無い。

 

続けると、確実に成長できる

死を繰り返しているうちに嫌でも敵の配置を覚え操作にも慣れてくるため、だんだんと死ぬまでの歩みが長くなってくる。

気が付けば難関だったキャンプファイヤーも軽々と超えられるようになり、
下手糞ながらに銃パリィからの内臓抜きという小洒落た業も繰り出せるようになり、爽快感まで覚え始めていた。

そして最初にして最強のボス「ガスコイン神父」を倒す頃には、完全に体がこの世界に馴染んでいた。私は狩人。

【このボスを倒せる実力がついたら、必ずこのゲームを最後までクリアできる】と後から聞いたのだが、全くその通りだと思う。
ここまでの道のりを耐え、更に深淵に進もうとするその根性は完全にマゾヒズムの域。

苦しみながらボスを倒すことに快感を覚える

相手のアクションパターンをよく観察し、その動きに対抗できるアクションをジャンケンのように繰り出していく。
こんなのどうやって倒すの?と何度も何度も死を繰り返しても、少しずつでもいいから相手の動きを覚え、こちらも色々な動きを試す。

ギリギリの状態で苦労してボスに打ち勝った時には、心の底から喜びの声が上がる。
強敵を倒すたびに、「自分、確実に成長してるやん」と思える体験は、大人になってからは初めてのことで、本当に楽しかった。

ちなみにDLCのボス、ルドウィークとゴースの遺子を倒すのにはそれぞれ約4時間ずつかかった。強かったよ~~!それだけに喜びもひとしお。

魅力が多いよ、多すぎる

戦闘の話ばかりになってしまったが、Bloodboneはマップ、世界観、舞台設定、武器デザイン、クリーチャーデザイン等も総合的に完成度が非常に高く、存分に厨二病心がくすぐられる。
特に「ここがこう繋がるの?!」と上下にも立体感のあるマップは楽しく、隅から隅まで走り回った。
(後にダークソウルもプレイしたが、こちらのマップも素晴らしかった!)

序盤のゴシックホラーの雰囲気を受け継ぎながら、後半に進むにつれてクトゥルフみが増していく世界観にも大ハマりした結果、全エンディングを見るために合計3周以上プレイし、トロフィーも100%コンプリートした。

 

そうしてすっかりソウルライクシステムにハマった私は、更なるを求め、デモンズソウル、ダークソウルシリーズ、SEKIROもプレイした。はじめにブラボをプレイしていたおかげで、特に苦労することなくそれぞれの作品に馴染むことができた。

中でもSEKIROはBloodborneを越える難易度であり、こちらもまたボスに挑むたびに「自分、なんか前より強くなってね?」感を存分に楽しめる、大好きな1本となった。

他にも色々と語りきるには時間が足りませんので、また次の機会にフロムゲー記事を書けたらなあと思っております。

 

エルデンリングの発売を明日に迎えて

そして明日2022年2月25日、遂に発売を迎えるELDEN RING

フロムゲー初級の私にとっては【新発売の盛り上がり】の空気感を周りの人々と共有しながら楽しめる、初めての体験となる。
マルチプレイも今までほとんど触れていないので、エルデンリングでチャレンジできると嬉しいな。

みなさま、よきエルデンライフを!
楽しみましょうね。